誕生!おおくま宣伝チーム

おおくま宣伝チーム:常世田 隆


 縁もゆかりもない外国の絶景とか、一度も行ったことのない観光地のグルメ情報とか。私たちは普段、テレビやインターネット等を通じて様々な情報を入手しています。日々こうした情報に触れられるのも、あらゆる媒体/メディアが【発信】を続けているからです。場合によってはその情報に刺激され、次の日には人気のラーメン店に並んでいたりするかも知れません。


 大熊町の存在がどれほどの人に知られているか皆目見当もつきませんが、少なくとも私は、東日本大震災と福島第一原発の爆発事故が無ければ知る由もなかったと思います。なぜなら、自分たちが東京にいて湯水のごとく使っていた電気が、福島県で作られていたことすら認識もしていなかったからです。


 そもそも福島県浜通りは震災前から観光客の少ない地域でしたし、原発事故後の報道もネガティブなものばかりでしたので、大熊町に対して良い印象を持っている人は非常に少ないように感じます。だとしたら、行列ができるラーメン店のような「集客」を見込むことはできません。しかし現在、大熊町では「ゼロからのまちづくり」が進行しています。日々ワクワクするような動きを見ることができるのです。


 こうした事情を背景に、令和6年1月7日に『おおくま宣伝チーム』は誕生しました。現在の大熊町の魅力を発信し続けることで、大熊に来たくなる~通いたくなる~住みたくなるという具合にファンを増やし、移住定住を促進することが狙いです。私は令和5年8月に移住してきたばかりですが、この町の住みやすさにすっかり魅了されています。



 おおくま宣伝チームは男女8人の構成で、地元出身者も移住者も、若い世代もシニア層も含まれています。それぞれが想う大熊町の魅力に加え、日常生活における最新情報やイベント情報など、大熊町に関心を持っていただけるような案内を「町民目線」で発信していきます。


 現在、「おおくま宣伝チーム」の腕章を巻いたメンバーが取材のため町内を飛び回っています。それぞれどんな視点でネタを見つけてくるのか、同じメンバーながら非常に楽しみにしています。みなさんもどうぞご期待ください!


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