お買い物ってどうしてるんですか?


こんにちは。この度「おおくま宣伝チーム」に任命されました佐藤真喜子です。


大熊町に住んでいるとよく聞かれることのひとつに

「ふだん、買い物はどうされているんですか?」

というものがあります。


その気持ち、わかります。大熊町、スーパーやドラッグストアが見当たらないですもんね。

コンビニも20時には閉まってしまいますし。


上記の質問に対してだいたいの町民が「隣町(富岡町か浪江町)のスーパーに……」とお答えするとおもいます。実際わたしもよく利用します。


しかし!隣町のスーパーも19時や21時には閉店してしまうので「きょうはちょっと残業しようかしら」とゆるゆる作業をしていると、いつの間にか閉店ギリギリなんてことも。

「閉店間際に駆け込むのもお店に迷惑かな」というそれっぽい言い訳をおもい浮かべながら、実際のところ面倒くさがって買い物に行かないこともしばしば。そうこうしていると食料や日用品がつきてしまうので、週末に買いだめをする生活に落ち着きつつあります。


がっつりした買い物となると、多くの町民はいわき市に行くようですが、わたし自身は南相馬市に行くことが多いです。転々とした末にやっと落ち着いた避難先が南相馬だったこともあり、愛着があるのです。


まず「イオンスーパーセンター」でペット用品を物色。現在、猫と暮らしているので充実した品揃えに感謝です。(大熊町は意外とペットと暮らしている人が多いです!)



食料品は「フレスコキクチ」に。イオンで済ませても良いのですが、フレスコの品揃えがなんだか好きです。国道6号線沿いのフレスコがある敷地には、ユニクロやケーズデンキ、ツルハドラッグなどもあるのでなにかと便利。



「サンプラザ」の看板を見ると懐かしい気持ちになります。(震災前、浪江町にサンプラザがあってよく遊んでいました。)

1週間分くらいの食料品と、日用品のストックを買ったらミッション終了!


こんな風に毎週末すごせると良いのですが、この地域は週末にイベントが多発しているため買い物が後回しになることも多いです。わたし自身が根っからのインドアな性格なので家から出るのが億劫になることもままあります。
そんなわたしにとっての救世主がインターネットショッピング。Amazonは翌日に届きますし、昨年からは「コープ(生協)」も利用し始めました。コープはカタログのイメージがあったのですが、いまはスマホでも注文できて大変便利です。

毎週金曜日に届きます。このあたりのお店では手に入らない商品なども、お家まで届くのでほんとうにありがたい限りです。


「おおくま宣伝チーム」なのに、南相馬市の紹介みたいになってしまった……。
しかし、スーパーもドラッグストアもいまはまだないのが大熊町の現実です。

「生活するのには大変そう」とおもわれることもありますが、実際に住んでいると、住んでいるひと同士で助け合う場面も多々あり、充実した生活を送れていると感じる日々です。
畑でお野菜をつくっている方からおすそわけをもらったり、みんなでお出かけついでに買い物したり。「大熊町ならでは」のたのしみだと考えています。

そうした生活を、わたし目線で今後もお伝えできればとおもいます!



コメント

まあちゃんファン さんの投稿…
買い物場所、欲しいですよね。南相馬のイオンスーパーセンター、何もない休日に原ノ町から歩いて行ってみたら結構遠かったです。特に衣類関係のお店はいわきか南相馬ってイメージなので、大熊町にもこれから期待です(^^)

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