楽しいがいっぱい

こんにちは。大熊町宣伝チームのヨーコです!

学び舎ゆめの森の一角にまるで秘密基地のような小さな部屋があります。「今日はなにして遊ぶ?」「今日は誰が来るの?」放課後になると子どもたちの笑い声やにぎやかな声であふれるその部屋は・・・今回はゆめの森放課後児童クラブをご紹介します!



きらきら・児童クラブと書かれた扉を開けて中に入ると、入ってすぐの左側の小部屋に「おとなたちいりきんし」「ここは、子ども天国だー」と可愛い張り紙の張られた部屋がありました。これはますます秘密基地っぽいぞ、と興味が深まります。

スタッフのしんさんとりーさんにお話を伺いました。



―ここは大人立ち入り禁止なんですね(笑)
しんさん:そうなんです。最初は僕入れたんですけど入れなくなっちゃいました。ちょっと悲しいです。


―子どもたちはここではどのように過ごしているんですか?
りーさん:決まったスケジュールはなくて、基本的に子どもたちがしたいことを自分で決めて過ごしています。遊ぶ前に宿題を片付ける子もいるし、今日はとにかく遊びたい!とアリーナに行ってしまったり、声掛けはしますが無理に宿題やってからね、ということはしていません。
その日の授業でわからなかったことをスタッフや年上の子に聞いたり、中にはちょっと先生に聞いてくる!といって職員室に聞きに行く子もいます。建物がつながっていることで、学校とも本当にシームレスにつながっていて、先生方もそれを自然に受け入れてくださってとても良い環境、関係性だと感じます。


―おやつの時間もありますか?
しんさん:あります。おやつも子どもたちが好きなものを自分で選びます。でもちょっとだけ約束があって、こんな風にお菓子に点数がついていて1日のおやつは4点分という約束です。子どもたちの個性が出るところで、1点のお菓子を4つ選ぶ子もいれば、友だちと点数の高いお菓子を1つずつ選んで分ける子もいます。


ゆめの森放課後児童クラブは、通信制高校や大学、フリースクールなども持つ星槎グループが運営しています。星槎には「人を認める・人を排除しない・仲間を作る」という3つの約束があります。震災後にこの地域の支援に関わる中、子どもに対する同じまなざしを持つ「学び舎ゆめの森」で、共に子どもたちを育みたいという思いが一致して、ゆめの森放課後児童クラブが誕生したそうです。


扉の向こうにあったのは、まるで家族みたいなスタッフや友だちと安心して過ごせるじかんでした。放課後も子どもたちの楽しいがいっぱいのゆめの森。子どもに戻って一緒に遊びたくなったヨーコでした!


学び舎ゆめの森

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