ふるさとの話をしよう!!

 

こんにちは。おおくま宣伝チームの佐藤元泰です。

おおくま学4回目は「むらの大学」現地報告会、冊子のお渡し会を取材させて頂きました。

 



一年を通して東日本大震災前の福島と、震災後の福島について学ぶ、福島大学さんの復興知事業での取り組み「むらの大学」の後期授業で、インタビューを受けてくださった大熊町の町民の方に出来上がった冊子をお渡しする発表会が、122日、大熊町にある大阪大学福島拠点さんで行われました。

前期は約190名の学生が受講したという人気のカリキュラム、拙筆?のおおくま学の記事パート1でも同行取材させてもらった青空本屋の読書屋息つぎさんに100人で押し寄せて、巷をにぎわせたと先生は苦笑いをしていました。

後期はさらに13名の学生さんが、大熊町について掘り下げて学びました。4班に分かれ、6名の大熊町の方々にインタビューを行い、学ばせていただいたとのこと。

震災前、大熊町でされていたお仕事の思い出を語っていただき、災害時にどんなことをしていたか、どんな思いだったか、避難生活はどうだったか。そして震災から10年以上経つ今の生活や人生観などをインタビューしていました。

インタビューを受けてくださった町民の方は、避難生活中のエピソードを本音の大熊弁全開で学生に話されており、A4サイズのレポート用紙で100ページにもなるインタビュー内容をまとめ上げた班もあったとのこと。

 












 

 

前半はインタビューの内容と感想を、ご協力いただいた大熊町町民の方々とほかの班へ向けて発表を行いました。東日本震災当時、福島の幼稚園に通っていて、被災を経験した学生さんは発表の後に涙ぐむ場面も。

後で聞いたら、「当時の自分の思い出がよみがえってきて、いろいろ重なってしまって」と。

それだけインタビューを受けてくださった皆さんが、鮮明に当時のことを覚えていらっしゃって、大変だったエピソードや、楽しかったことなど胸の内を、思いを込めて学生へ語ってくださったということでしょう。

 




後半は車座状態になり町民の方から、発表の感想を聞かせてもらったり、さらに学生や若者へ向けた熱い思い、人生に対する考え方や、大熊町の思い出を話して下さり、写真でも伝わる様に、笑顔で和気藹々とした雰囲気で、故郷のことを学生に話すのが本当に楽しそうでした。敢えてこの記事では内容に触れませんので、是非「むらの大学」の冊子を福島大学さん、大阪大学福島拠点さん、OIC、ネクサスファームおおくま直売所、川内村、大熊町の各施設で手に取って読んでいただけたら幸いです。

 


私佐藤は、故郷に思いをはせ、身近な人に思い出を話すことで、とても幸せな気持ちになるということを、「むらの大学」で学ばせていただきました。是非この記事を読んでくださっている皆さんも、ご自身の故郷のお話を近くの人に話してみてはいかがでしょうか?

きっととても温かい気持ちになり、自然に笑顔になって、幸せな気持ちになれるはずです。

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