団子さし&神楽で新春を祝おう!
おおくま宣伝チームの加賀谷です。
久しぶりの投稿になりますが、今回は大熊町伝わる小正月の伝統行事についてご紹介いたします。
1/18(土)にlinkる大熊で、コミュニティ団体おおがわら会主催による「団子さし&神楽で新春を祝おう!」が開催され、大熊町内外から32人の方が参加しました。大熊町で採取したミズキに紅白のお餅と鯛などのせんべいの飾り付けを行い、伝統文化の一端に触れました。
その後、獅子舞の演舞や町民による大黒舞により、新春の雰囲気を感じていただきました。
団子さしは昨年に引き続いて行う行事ですが、幹事が交替したため、飾り付けるせんべいを探すのに一苦労しました。ようやくたどりついたのが、南相馬市にある「井上の大黒せんべい」でした。今では相双地方で唯一の工房とのことでした。
団子さしのいわれを大熊町史などで調べてみると「いなぼつけ(稲穂つけ)」と記載されていました。また大熊町発行の資料によると震災前の民俗伝承館では小学5・6年生を対象に小正月の伝統行事「いなぼつけ」の継承活動を行っており、そのことを参加者に紹介しました。 きれいに飾り付けたいなぼつけは、参加者が各家庭に持ち帰りました。また大熊町役場、おおくまもみのき苑、linkる大熊、おおくままちづくり公社にも展示されました。
いなぼつけ終了後は、獅子舞の神楽が登場し、千葉県市原市からお越しいただいた稲田稔さんと大笑い面に扮する大川原在住の筆者が演舞を披露。大川原在住の仲野文江さんによる大黒舞が花を添え、会場は新春のおめでたい雰囲気に包まれました。
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