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おおがわら会新会長山本千代子さんに聞く「地域への思い」②
こんにちは。
おおくま宣伝チームの加賀谷環です。
前回のおおがわら会新会長山本千代子さんへのインタビューでは、会立ち上げに至る経緯を伺いました。こちらです↓
https://okuma-pr.blogspot.com/2024/03/blog-post_30.html
今回の第2回は、おおがわら会の2024年度の活動方針や今後の運営に懸ける思いを紹介します。
◆2024年度の活動方針
今までのイベントで人気のあった、植物工場の「ネクサスファームおおくま」で栽培されたイチゴの摘み取り体験」と小正月の「団子さし行事」は、継承していきたいとのこと。また新たに「パークゴルフ大会」を企画しました。パークゴルフは大熊町内で町長杯や愛好者の協会もありますが、大勢の中でプレーしたくない人もいるので、こぢんまりとしたグループで体を動かす場を提供したいといいます。
また、高齢者が多い大川原地区で積極的に若年層と触れ合おうと移住者との交流会を開く計画もあります。山本さんは、女性の帰還住民や移住者のグループ「熊女(くまじょ)」のメンバー。「若い人との交流で活力を得ることができる。移住者5、6人を招待して交流したい」と話します。
◆今後の運営に懸ける思い
避難指示解除になった頃は大川原地区にしか居住できませんでしたが、今後はJR大野駅周辺で宅地の整備がいっそう進み、コミュニティの転換期を迎えています。「駅周辺の新たな賃貸住宅地区住民との単純な合流は難しいかも。現在76人の会員がいて、これ以上増やしていいものか」といい、現有会員の日常的なコミュニケーションに重きを置きたい考えです。ただ「入会を希望される方は拒まない」とも語っており、新しい仲間を受け入れる門戸は開かれています。
町などが桜や紅葉の美しい坂下ダムで毎年春と秋に開催するイベント「坂下ダムウォーキング」。体が不自由で参加がままならない人のために、おおがわら会が車両を用意して送迎することを検討するなど、地域に笑顔を広げる方策にも考えを巡らせます。
予期せぬ災害に備える防災訓練については「消火活動やAEDの訓練も大切だが、大規模地震が発生した際の避難シミュレーションや、隣近所に声を掛け合う仕組みづくりが必要」と持論を語り、会として意欲的に町の防災行政に関わっていく意向です。
おおがわら会では、年間七つの交流イベントを行います。山本さんは「新たな出会いが待っています。多くの方の参加をお待ちしています」と呼び掛けています。
イベント開催及び参加方法は、町の広報誌、町のホームページでご案内していますのでご確認ください。
https://www.town.okuma.fukushima.jp/uploaded/attachment/8889.pdf
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