注目
来た。
福島県の公式イメージポスター「来て。」のセンスがミョーに好きな宣伝チームの常世田(トコヨダ)です。
さて、このポスターが誕生したのは2016年。翌年には「呑んで。」「味わって。」「住んで。」などのメッセージも加わりました。以降地域の写真を差し替えながら、今年で8年間更新が続いています。
効果のほどは定かでないですが、この間の人口推移を見てみると、ポスターが作られる前の2015年の本県人口は191万人。そして今年9月が174万人となっています。このポスターが貼られるようになってからの8年間で、およそ9%の人口減少となりました。なかなかうまくいかないものです…。
こうした状況からすると、県内59の市町村は以前にもまして「来て。」欲しいと考えているでしょうし、「住んで。」もらいたいと思っているはずです。
話はガラリと変わりますが、音楽ライブが大盛り上がりになると会場は「コール&レスポンス」に包まれます。演者がステージから「イェ―イ!」と呼びかけると、会場を埋め尽くす観客も「イェ―イ!」と返します。これ、かなりエキサイトするんですョ。
このノリで、「来て。」の呼びかけに対して「来た。」と返したら相当に盛り上がりませんかね?私はこれまで、相馬や大内宿・川内村などの「来て。」に対して、現地に行って写真を撮って、「来た。」とパロディしました。
来た(行った)からにはそれなりの理由があって、そして現地を見て・食べて・遊んで楽しめば、その地域の魅力を実感することができます。
大熊町では現在、移住定住ポータルサイトを開設して移住に関する情報を発信しています。こうした場を使って、全国に向けて「来た。」を大募集してみたらどうでしょう?大熊町の知られざる魅力をカメラに収めてくれる人が出てくるかも知れません。
大熊町のCallに来町者のResponseが響けば、町内はライブ会場と同じ熱気に包まれることになるでしょう。
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